インターネットショッピングサイトからブランド品等を購入しようとお金を振り込んだが商品が送られてこない、商品が送られてきても偽ブランド品だったという被害が発生しています。
これらのショッピングサイトは、正規サイトのデザインを真似したり、正規サイトの企業名、連絡先等を表示した詐欺サイトである場合が多いことから、インターネットショッピングをする際は、十分注意しましょう。
被害例：インターネットショッピングでブランド品を購入したが、商品が届かないため、サイトに記載されている販売業者の連絡先に問い合せたところ、当該サイトは販売業者が構築したものでなく、詐欺サイトであった。
偽サイトの特徴
※被害に遭わないように、ご家族・お知り合い・友人などにも見分け方・特徴などを教えてあげてください。
- 【重要】URLのドメイン名が「.co.jp」「.jp」「.com」「.net」では無く、あまりなじみのないドメインが使われている。
- 【重要】googleなどの「検索結果に表示されているドメイン名」と「ページ表示後のドメイン名」が異なる。
（www.aaaaa.com と検索結果では表示されているが www.cccc.net などに変わっている場合） - 【重要】全商品が不自然に値引きされている。
- 【重要】銀行振込しか支払い方法がない。（クレジットカード・代引き・後払い決済 等が無い）
- 【重要】会社名義・店舗名義でない個人名義の銀行口座が振込先名となっている。
- 【重要】注文時の購入者情報入力時、住所に「国名」を選択する欄がある。
（海外販売をされているサイト様もありますので、確実ではありませんが目安にはなります。） - カード会社や大手銀行、ネットサイトのマークを表示し安心感を与えているが、実際は銀行振込しか支払い方法がない。
- 商品をカートに入れた時、「https://～」から始まるセキュリティページでは無い。
（暗号化されているとアドレスバーに鍵マークが付きます） - サイト上に「信用第一・安心・安全・正規品・100%品質保証」などと記載がある。
- 会社概要の住所が最後まで書かれていない。
- 店舗連絡先電話番号がない。
- 店舗名が文字の羅列で意味不明・読めない。（コピー元サイト名をそのまま使用している場合もあります）
- 会員登録しないと購入できない。
- 振込口座情報がサイトに未掲載。
- フリーのメールアドレスが掲載されている。
- 商品の価格が安過ぎる。
- どこも品切れの商品を販売してる。
- 会社概要や支払い方法の説明文の文脈がおかしい。
- URLのドメイン名が意味不明な英数文字羅列になっている。
（通常、日本の通販サイトなら日本人が読めるようなドメイン名を取得します。）
被害に遭わないために
※上記に１つでも該当する場合はすぐに振り込むのではなく、まずは検索などで確認をお願いします。
※やはり商品が到着してから支払う「代金引換・後払い」が商品未着詐欺に遭う確率が低く一番安全です。
（不安な場合は後払い決済が無ければ購入を見合わせましょう）
・ショッピングサイトに記載されている会社概要等の表記を見て販売業者名等を確認し、URL・店名・業者名などをインターネットで検索したり、振込先口座名義人と業者名が一致するか確認するなどして、正規の販売サイトであるかを確認してください。
・商品を購入する前に、ショッピングサイトに記載されている連絡先に電話するなどして、「URL」がその業者の運営している物か確認してください。
※ほとんどが存在していない電話番号か、インターネットで公開されている関係の無い第三者の電話番号が記載されています。
※偽サイトやその可能性があるサイトを発見した場合には、注文はせずに各通報機関に情報提供お願いします。
※被害に遭わないように、ご家族・お知り合い・友人などにも見分け方・特徴などを教えてあげてください。
被害に遭ったら
・商品が送られてこない・返事が来ない・偽ブランド品が送付されたなどの場合には、できるだけ早く商品のやりとりが分かる資料とともに、警察署に相談してください。
（メール問合せをすると返事だけは数回来る場合もあり、そのうち連絡が取れなくなります。被害者様からの情報提供）
・口座振込やクレジットカード払いをした場合には、関係する金融機関やクレジット会社に被害の連絡をしてください。
・ユーザ情報、メールアドレス・パスワードをサイトに会員登録した場合には、すぐにユーザ情報・パスワードをダミー情報に変更してください。
（会員情報の削除や退会ができる場合でも、見た目だけ消えて残る場合がありますので、必ずダミー情報に変更してください）
